
今回はおすすめの陸上短距離シューズの選び方についてご紹介していこうと思います。
陸上短距離シューズとは?
そもそも陸上短距離シューズとはどのようなもののことを指すのでしょうか?
基本的に陸上シューズはランニングシューズ、マラソンシューズ、トレーニング(スプリント)シューズの三種類に分類することが出来ます。
陸上短距離シューズとはここでいうトレーニング(スプリント)シューズのことを指します。(以下、トレーニングシューズ)
以下、筆者の独断と偏見でそれぞれの特性ごとに表にしてみたので参考にしてみて下さい。(五段階評定)
耐久性 | クッション性 | 軽量性 | 通気性 | |
ランニングシューズ | 3 | 5 | 4 | 4 |
マラソンシューズ | 1 | 1 | 5 | 5 |
トレーニングシューズ | 4 | 1 | 5 | 1 |
それぞれのシューズの選び方は?
それでは具体的な用途に応じたそれぞれのシューズの選び方について紹介していきます。
陸上短距離ではランニングシューズ、トレーニングシューズ、スパイクシューズの三種類を使い分けます。
ランニングシューズ
ランニングシューズはトレーニング前後のウォーミングアップやクーリングダウン、ジョギング、ストレッチ、ドリル、流しなどに適したシューズです。
上の表からも分かるようにクッション性が高い為、怪我の防止にもつながってきます。
そこまで重要視する特性はないので、足に対するフィット感や好みに応じて好きなものを選べばいいと思います。
トレーニングシューズ
トレーニングシューズはソールが平面でクッション性が低い為、主にドリルでの動き作りやフォーム走、スピードトレーニングに使用します。
上級者向けのシューズなので陸上を始めたばかりの選手には不要です。
スパイクに近いシューズなので、オフシーズンのトレーニングに使用する選手も少なくありません。
なるべく軽量で自分の使っているスパイクに近いもの(ビルトスプリント(ミズノ)など)選ぶことをおすすめします。
トレーニングシューズは基本的にソールが薄く、クッション性が低いので怪我のリスクがあります。
中にはソールが厚く、最低限のクッション性を兼ね備えたモデルもあるので、軽量性よりもクッション性重視の人はビルトトレーナー(ミズノ)などがおすすめです。
足裏の接地ポイントを意識したり、重心移動を意識しながら走るトレーニングにも使用します。
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スパイクシューズ
スパイクの選び方は、陸上インターハイ入賞者が陸上スパイク(短距離)の選び方を紹介!を参考にしてみて下さい。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
陸上競技はシンプルなスポーツなだけあってシューズ選びは重要になってきます。
トップアスリートになるとアップ用シューズ、トレーニング用シューズ、トレーニング用スパイク、レース用スパイクなど用途によって何足ものシューズを使い分けています。
しかし、シューズ選びに力を入れすぎるあまり、トレーニングがおろそかになっては本末転倒です。
シューズ選びにはある程度の知識と経験が必要不可欠です。様々なシューズを試して自分に合うシューズが見つかれば幸いです。