陸上スパイク

いよいよ陸上トラックシーズンが開幕しましたね!既に山縣選手(SEIKO)や桐生選手(東洋大)、ケンブリッジ選手(ドーム)が100mのオリンピック参加標準記録を上回っており、今年のリオデジャネイロオリンピックでの活躍が楽しみです。

さて今回は陸上の短距離用スパイクの選び方について、機能性や特徴なども踏まえてご紹介します。

陸上スパイクといっても各メーカー様々なタイプの物があり、どのスパイクが自分に合っているか悩んでしまうところです。

スパイクは大きく分けて二種類

スパイクは大きく分けると、フラットタイプと非フラットタイプの二種類に分けられます。

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フラットタイプ

フラットタイプのスパイクとはその名の通りフラット走法向けのスパイクです。

100m日本記録保持者の伊東浩司さんが日本記録を樹立した際にフラット走法が話題になりましたが、その時に使用していたアシックスのサイバーゼロというスパイクがフラットタイプでした。

ちなみに世界陸上200m銅メダリストの末續選手(ミズノ)もミズノのジオマッハというフラットタイプのスパイクを使用していました。

フラット走法は上下動が少なく、重心を移動させていくような走りです。エネルギーロスが少ない為、比較的200〜400mを得意とする選手に多いです。

ミズノのジオサイレンサーやアシックスのサイバーブレードなどがフラットタイプのスパイクに分類されます。

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非フラットタイプ

非フラットタイプとはピストン走法向けのスパイクです。

腿を高く上げ、地面をグイグイ押していく様なパワフルな走法の選手に向いています。

塚原選手(富士通)が以前、使用していたミズノのクロノインクス(旧型)や、最近使用しているアディダスのアディゼロがこの部類に属します。

ミズノのクロノブレイクやクロノインクス(新型)もこちらの部類に入りますが、クロノインクス(旧型)に比べるとフラットタイプに近付いてきました。

塚原選手は大学時代までは末續選手の様なフラット気味の走法でしたが、社会人になってからはピストン気味のダイナミックな走りにフォームを改良し、日本選手権三連覇を成し遂げ、北京オリンピック銅メダリストとなりました。

この非フラットタイプのスパイクは踵部分に支え台が付いている物が多く、地面からの反発が得られます。

最近では高反発素材のカーボンを使用したモデルもあります。その分、身体や筋肉にかかる負担も大きい為、普段からウエイトトレーニングなどを取り入れているようなパワー系の選手に向いています。パワーで圧倒する外国人選手がよく使用しています。

山縣選手が使用しているナイキのズームスーパーフライエリートやケンブリッジ選手が使用しているアンダーアーマーの特注モデルもこのタイプに近いです。

【2017年3月26日追記】

ケンブリッジ飛鳥選手は2016年12月にドームを退社、2017年からプロ陸上選手としてナイキとスポンサー契約。現在はナイキのズームスーパーフライエリートを使用しています。

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おすすめのスパイク

日本人は骨盤が後傾しており、一部のスプリンターを除くと股関節伸展筋である大臀筋やハムストリングよりも膝から下の筋肉を使って走る選手が多いです。

しかし、世界のトップアスリートほど骨盤が前傾しており、股関節伸展筋を使って上下動の少ない走りをしています。

日本人が股関節伸展筋を使って走るにはスポーツバイオメカニクス的にはフラット走法が良いとされています。

地面を蹴る際にはつま先よりも土踏まずや踵の辺りで蹴る方が股関節伸展筋を意識して使えます。

なので、なるべくフラットタイプに近いスパイクの方が股関節伸展筋を使って走りやすいです。

個人的には以前、飯塚選手(ミズノ)も使用していたミズノのクロノブレイクやクロノインクスがおすすめです。

ある程度の反発を受けながらフラット接地を意識して走れます。

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クロノブレイクは今季限りで生産終了となるそうなので、購入を検討されている方は早めに購入した方がよさそうです。

最後に

私も今まで20足以上のスパイクを履いてきましたが、走り方に合ったスパイクを履くことで100mのタイムが0.2〜0.3秒速くなる事もありました。

陸上競技はシンプルなスポーツなだけあり、それだけスパイク選びは重要になってきます。

まずは自分の走りをよく分析してから自分の走りに合ったスパイクを購入する事をおすすめします。

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