
昨今、ウユニ塩湖ブームの影響もあり、日本人観光客が増えてきている南米ボリビア。
私はボリビアの首都ラパスに住んでいたのですが、よく日本人観光客を見かけました。
今後、ボリビアに旅行に行ってみたい!という人も多いかと思います。
そこで今回はボリビアの治安について実体験を元に紹介していきます。
中南米の治安は世界最悪!?
中南米の治安と聞くとあまり良いイメージを抱かないのが一般的です。
それもそのはず、殺人率世界一の国は中米のエルサルバドルという国です。
他にもメキシコの麻薬マフィアなども凶悪なイメージが強いです。
では南米のボリビアはどうかというと‥
結論から言うとボリビアの治安は良かったです。
勿論、日本と同じでどこの国にも治安の良い場所と悪い場所はあります。
私も銀行に行く際と人混みに行く際は細心の注意を心掛けていました。
唯一、私が遭遇した犯罪とは?
ボリビアの首都ラパスはすり鉢状の構造をしており、標高が高いほど貧困層が住んでいます。
貧困層が多く住んでいる場所は治安も良くないとされています。
私が住んでいた場所は比較的標高が高く貧困層が住んでいる場所から近かったのですが、銀行のATMを探しがてら市場をふらついていたところ、ポケットに入れておいた家鍵を盗まれました。
幸い財布と携帯はチャック付きのポケットに入れておいたので無事だったのですが、家から徒歩15分ほどの市場だったので不安な一夜を過ごしました。(翌日、鍵交換しました)
観光スポットの市場などは比較的標高が高い場所に位置している場合が多いので注意が必要です。
首締め強盗とは?
ボリビアの犯罪は軽犯罪が多く、代表的な犯罪に首締め強盗があります。
首締め強盗のターゲットや被害者は女性が多く、後ろから首を絞められて失神させられます。
以前、私の知人(男性)も首締め強盗の被害に遭い、iPodを盗まれました。
しかし、流行り廃りがあるのか?最近ではこの首締め強盗はあまり見かけなくなりました。
その他にもケチャップをかけてターゲットの注意をそらし、そのうちにバッグを盗んだりするケチャップ強盗もあります。
最後に
ボリビアの犯罪の多くはスリや置き引きなどの軽犯罪が中心です。
私は夜も一人で出歩いていましたし、同僚も女性グループだけで夜遊びに出掛けていたので、そこまで過敏になる必要はないと思います。
勿論、用心するに越したことはありません。実際に被害者の多くは不注意が原因で被害に遭っているパターンが多いです。
ボリビア旅行に行く際にはぜひ参考にしてみてください。